17日の日経平均株価は、材料難で上げも下げもせず、横ばいで推移したが、最後はユーロの値下がりに止めを刺されて前日比5円93銭安の9464円71銭と小幅続落だった。東証1部の出来高は15億4132万株。売買代金は9964億円。売買代金が連日で1兆円を割り込むのは1月以来。騰落銘柄数は値上がり768銘柄、値下がり745銘柄、変わらず159銘柄。

17日の東京外国為替市場のドル円相場は、手掛かり材料に乏しく方向感に欠ける展開になった。午後5時現在は、1ドル80円57~57銭と前日比02銭の小幅ドル高・円安だった。朝方は、スペイン国債の利回り上昇でドル安・円高が進んだ海外市場の流れを引き継いで始まったが、午前の仲値に向けては輸入企業のドル買いで80円50銭台まで上昇、その後は材料難から狭いレンジでもみ合ったようだ。市場では、目先の材料として19、20両日にワシントンで開催されるG20が意識されているようだ。欧州債務問題への対策としてIMFの資金規模拡大が実現すれば、危機に対する下支えの役割を果たすとして、リスク回避が後退すると予想する。今夜の材料は、スペイン国債の動向が引き続き注目されるほか、米の住宅着工や鉱工業生産などに関心が集まっているという。
 
今日のトヨタは弱含みで値を下げている。コマツも同様でパッとしない。三菱重工は小幅な下げで踏み止まっているようだが、どれも冴えないことに変わりはないようだ。
 
 
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