民主党は14日、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を妥当と判断した政府方針に関する地元福井県連向けの説明会を福井市内で開いた。仙谷由人政調会長代行は「現時点では原発の再起動を政治決断せざるを得ない。そのためにも地域の皆さんの理解をいただきたい」と要請した。
 
仙谷氏は同原発の再稼働を検討する野田佳彦首相と関係閣僚の会議に、党側から出席している。説明会では党所属県議ら約30人に政府の協議内容を示し、3、4号機について「安全対策が取られており、東京電力福島第1原発を襲った津波が来ても炉心損傷にはならない」と強調した。
 
 
仙谷大魔神も背に腹は代えられないようだ。5月には日本の全原発が停止するが、代替エネルギーの手当は何もできてはいない。老朽化して閉鎖した火力発電所の再稼働などで何とか凌いでいるが、燃料となる化石エネルギーの価格高騰や安定供給にも目途が立っていない。老朽化した火力発電所が故障すればその後の当ては何もない。
 
 
長期的に代替エネルギーの開発を行うとしても当面は原発に頼らざるを得ないことは火を見るよりも明らかだろう。骨の髄までおめでたいバ菅はともかく現実的に考えれば原発の再稼働は不可避と言う結論にならざるを得ないだろう。もっとも反原発を唱える国民が電力不足で耐乏生活を甘受するというならまた話は違ってくるだろうが、・・・。
 
 
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