12日の日経平均株価は、売り買い低調な状況の中で、引け際にやや盛り返して、前日比66円05銭高の9524円79銭と8営業日ぶりに反発した。商いが伸び悩むなか、先物へのまとまった買いがけん引役になった。上海総合指数の上昇も心理的な支えになったという。東証1部の出来高は18億1853万株。売買代金は1兆990億円。騰落銘柄数は値上がり1005銘柄、値下がり533銘柄、変わらず137銘柄。
 
12日の東京外国為替市場で、ドル円はもみ合いとなったようだ。輸入企業のドル買いが流入したものの、上値では輸出企業の売りも見られ、方向感が出なかったという。2月以降に急速な円売りが進んだが、足元ではその調整が起こっており、円に対する強気と弱気の見方がきっ抗しているという。また今日は豪ドルがドルと円に対し、買いが優勢だったようだ。3月の豪州雇用統計で雇用者数が前月比4万4000人増と市場予想(同6500人増)を大きく上回ったことが要因だという。しかし、これ以上に豪ドルが買われるかというとそうでもないようで、この辺りは為替の複雑なところかもしれない。午前7時以降、円は1ドル=80円79銭-81円11銭、1豪ドル=83円27銭-84円35銭で推移したようだ。
 
 
三菱重工の子会社の三菱航空機(名古屋市)が開発している国産初の小型ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」の航空会社への納入時期が1年前後遅れる見通しになったようだ。検査に不備があるということだが、この手ほ不備は販売に響くから良いことではない。しかし株価は大きく上げている。コマツもしっかり値を伸ばしているが、トヨタは小幅な上昇にとどまった。
 
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