10日の日経平均株価は、日銀が追加金融緩和を見送ったことでドルが弱含み、それに伴って株価も低迷、前日比8円24銭安の9538円02銭と、09年7月1日-13日以来の6連敗となった。アジア株の下げも重し。9500円に接近すると下げ渋ったものの、戻りは鈍かった。東証1部の出来高は19億2564万株。売買代金は1兆1391億円。騰落銘柄数は値上がり599銘柄、値下がり929銘柄、変わらず146銘柄。
 
10日の東京外国為替市場で、ドル・円は、日経平均株価が前日比プラスで寄り付くと投資家のリスク許容度拡大を背景とした円売りが強まった。輸入企業のドル買い・円売りも観測され、ドル・円は一時81円台後半まで上昇する場面があった。しかし、正午過ぎ日銀が金融政策決定会合の結果を発表、全員一致で現行の金融政策を維持し、追加緩和が見送られるとドル・円は下落、前回会合で資産買入等の基金を5兆円増額し、70兆円程度とする議案を提出していた宮尾審議委員が、今回の会合では他の委員と足並みをそろえ賛成に回ったことで、日銀による積極的な追加金融緩和への期待が後退したとの見方があるようだ。午前7時以降、ドル・円は81円26銭-81円87銭で推移したようだ。
 
 
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに株価を上げている。下げすぎたという感があるのだろうか。代替、日本の株価がどうしてこんなに下げるのか、ちょっと理解に苦しむ。北朝鮮のミサイル発射危機で防衛産業が買われたというが、急に防衛予算が伸びることもないだろう。
 
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