北朝鮮は8日、西部・東倉里の発射場で、発射予告した長距離弾道ミサイルを外国メディアに初公開した。外見は2006年と09年に発射したテポドン2号とほぼ同じで、韓国の専門家は、前回発射後の3年間にテポドン2号を改良し、飛行距離を伸ばしたとみている。
外交安保研究院の尹徳敏教授は「3段式で、外見上はテポドン2号と同じ。噴射口が四つあるのは、ノドンミサイルのエンジンを四つ付けたクラスターエンジンだからだ」と語る。前回は2段目分離後の3段目への推進力移行に失敗したとみられるが、今回はこうした問題点を改善し、飛行距離を伸ばすのが目的とみる。
韓国国防研究院の白承周・安保戦略研究センター所長は、外見よりも、前回の発射から3年が経過した時間に注目すべきだと指摘。「3年は、技術的な欠陥を改善するのに十分な時間だ。北朝鮮とミサイル技術を共有しているイランはこの3年で人工衛星打ち上げに2回成功している」と述べた。
いろいろと規制の技術を取りれて改造しているようだ。イランが2回成功しているということはその技術を取り入れれば今回の打ち上げは成功する確率は上がっているだろう。しかし、成功したとしても今後の大きな問題を残すだけでめでたいとは言い難いだろう。長距離ミサイル技術などを確立されたら極東の緊張はさらに増すことだろう。そうした状況の中で日本はどうするのだろうか。まさか核武装と言うわけにもいかないだろうし、・・・・。MDを充実させて対抗するのだろうか。
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