6日の日経平均株価は、薄商いと先物への売り買いの交錯で方向感が乏しい相場展開となり、前日比79円16銭安の9688円45銭と4日続落だった。終値としては3月7日以来1カ月ぶりに9700円を割り込んだ。先物にややまとまった売りが観測されると前場安値を下回るなど弱含み、売り一巡後は下げ渋ったものの、引けにかけて再び軟化した。東証1部の出来高は16億4598万株。売買代金は1兆532億円。騰落銘柄数は値上がり576銘柄、値下がり940銘柄、変わらず159銘柄。
 
6日の東京外国為替市場で、ドル・円は小動きだったようだ。NY時間に3月米雇用統計の発表を前に薄商いとなった。今日はグッド・フライデーで欧州各国の株式・債券市場が休場となっており、ドル・円は3月米雇用統計発表まで現状の82円台前半でもみ合いそうだという。

発表前に市場の一部でドル・円が動意づく要因になるとみられていた日本の3月上中旬の貿易収支は1912億円の赤字となったものの、為替市場の反応は限られた。一方、野田佳彦首相と白川方明日銀総裁が2月15日以来の会談を実施、白川総裁は内容について「ノーコメント」としたが、野田首相は3月30日に会見で「日銀と連携して、デフレ脱却・経済活性化に向けた取り組みを行いたい」と話しており、政府・日銀の連携について話し合われたものとみられる。もっとも、為替相場への影響はみられなかったようだ。午前7時以降、ドル・円は82円16銭-40銭で推移した。
 
 
さえない相場展開にトヨタ、三菱重工、コマツとも値を落として引けている。10100円を超えていたころから見ればかなりの値下がりとなっているようだ。
 
 
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