3日の日経平均株価は、ドル円が82円台でこう着状態だったことや、薄商いの中で、前日比59円48銭安の1万50円39銭と反落して引けた。一方で、終盤には先物への断続的な買いを支えに下げ幅を縮小するなど、全体的に方向感は乏しかった。東証1部の出来高は16億8176万株。売買代金は1兆469億円。出来高は1月30日以来、売買代金は2月13日以来の低水準。騰落銘柄数は値上がり400銘柄、値下がり1154銘柄、変わらず119銘柄。
3日の東京外国為替市場で、ドル・円は朝方にストップロスのドル売り・円買いで、一時81円54銭まで急落、3月9日以来約1カ月ぶりの安値水準を付けた。市場では、中国海南省で開催されているフォーラムで、ゼーリック世界銀行総裁が欧米中銀による多額の資金供給による経済の安定化について、根本的な解決にはならないと発言したことを材料にリスク回避的な動きが出たとの見方があった。朝安後は切り返し、82円台前半まで戻した。輸入企業のドル買い・円売りが下値を支えたようだ。ドル・円は午前7時以降、81円54銭-82円23銭で推移したようだ。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツとも小幅安で引けている。株価の方向性が出ないことやドルが弱含んだことが災いしているようだ。
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