2日の日経平均株価は香港市場が低迷したことで、前週末比26円31銭高の1万109円87銭と4営業日ぶりに反発も上値が重かった。円高修正の動きが一服したことが重しになって戻りも鈍く、日経平均はプラス圏を維持したものの、この日の安値で取引を終えた。東証1部の出来高は21億6332万株。売買代金は1兆3349億円。騰落銘柄数は値上がり534銘柄、値下がり1038銘柄、変わらず102銘柄。
2日の東京外国為替市場で、ドル・円は伸び悩みのようだ。日銀短観で大企業製造業の業況判断DIが「良い」と回答した企業の「悪い」と回答した企業を引いた数値)がマイナス4となって市場予想(マイナス1)を下回るなど、全体的に弱い内容となったことを受け「先行きの日銀の追加緩和期待が意識されて海外勢を中心に円売りが進んだという。
しかし、ドル・円は83円30銭まで上昇した後は上げ幅を縮小した。NY時間に3月米ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景気指数(市場予想は53.0)が発表されることもあって利益確定売りが流入。一段と円を売り進む動きにはならなかった。午前7時以降、ドル・円は82円76銭-83円30銭で推移したようだ。
自販連が発表した3月の国内新車販売台数は前年同月比78.2%増の49万7959台となり、前年実績を7カ月連続の増加だったようだ。乗用車は82.0%増の44万3727台。主なブランド別では、トヨタ自動車が2倍強の104.1%増となり7カ月連続の増加と言うが、株価はやや下げて引けている。三菱重工も小幅に下げて400円台を割ってしまった。値を伸ばしたのはコマツだけだったようだ。
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