26日の日経平均株価は、材料難で薄商いのため方向感が定まらず、引け際に先物売りが出て、値を落とし、前週末比6円77銭高の1万18円24銭と小反発に終わった。一方、TOPIXは同0.71ポイント安の851.82ポイントと続落した。ドル円が下げ渋ったため、前場高値を上回る場面があったものの、上値は限定的だった。東証1部の出来高は18億831万株。売買代金は1兆938億円。騰落銘柄数は値上がり457銘柄、値下がり1073銘柄、変わらず146銘柄。
26日の東京外国為替市場では、ドル・円が伸び悩んで、82円台後半まで上値を伸ばした。23日のNY時間には一時82円割れとなったが、一旦、下押したことで新たな円売りポジションを構築しやすくなった。下値の堅さを確認して、今日はドル買いに傾いているという。20日時点のシカゴIMM通貨先物市場における非商業部門のポジション動向では、円の売り越し幅が前週から大幅に縮小。投機筋の円売り余力が増したことも円売りポジション再構築が進む要因となったようだ。
しかし、新規の円売り材料が出たわけではないため、上値は限られたようで、新年度を前に上下いずれも動きにくい状況が続きそうだという。年度末のスポット応答日は28日午後3時30分となっており、この時刻を過ぎると新年度の決済となる。午前7時以降、ドル・円は82円44銭-78銭で推移したようだ。
今日はトヨタと三菱重工は小幅な上昇、三菱重工はまた400円台を回復した。コマツはややしっかりと値を伸ばしているようでまあ悪いことではない。
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