23日の日経平均株価は、週末で様子見ムードが漂う中、薄商いで戻り足も鈍く、終盤には手じまい売りに押されて、前日比115円61銭安の1万11円47銭と大幅に反落。週足チャートでは11週ぶりに陰線を形成した。東証1部の出来高は17億5962万株。売買代金は1兆1659億円。騰落銘柄数は値上がり438銘柄、値下がり1097銘柄、変わらず140銘柄。
 
23日の東京外国為替市場のドル相場は、海外市場のドル安・円高の流れを引き継いで下落して始まった後は、1ドル82円台後半でもみ合う展開となった。午後5時現在は82円77~78銭と前日比48銭のドル安・円高だった。朝方は欧州や中国の景気減速懸念からドル売りが優勢だったが、五・十日要因による輸入企業のドル買いを背景に下げ渋り、正午前には82円90銭台を回復した。米中長期金利の上昇が一服したことで、ドルはやや伸び悩んでいるが、これは適切なスピード調整の範囲という見方があるようだ。83円手前で上値は抑えられた形だが、米週間失業保険申請件数が好調な結果だったことに加えて、調達が遅れている輸入企業のドル買いが入り、下値も支えられたようだ。
 
 
今日のトヨタは大幅安、ドル安が嫌われたのだろうか。三菱重工は小幅安、それでも最新鋭のM501J形ガスタービンを韓国向けに10台連続で受注したことが買われたようだ。ガスタービンはいずれも新規に建設される天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電所用と言う。コマツも大幅な安値で引けている。
 
 
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