北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射実験とみられる「衛星」打ち上げ予告を受け、田中直紀防衛相は21日の記者会見で「情報収集、警戒監視に遺漏なきよう期している。P3Cとイージス艦の配備も検討している」と説明した。どうやら沖縄本島や石垣島に展開を検討する航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット「PAC3」と、海上自衛隊の哨戒機「P3C」を混同しているらしい。
あまりの防衛知識の欠如から国会での野党の追及の矢面に立たされている田中氏だが、ミサイルが発射されれば破壊措置命令を下す立場だけに防衛省内では不安視する声が続出する。まさかミサイル発射直前にコーヒーを飲みに失踪することはないだろうが…。
ご愛嬌と言えばご愛嬌だが、P3CとPAC3くらい覚えられないのかねえ。傍で見ている分には面白いが、防衛省や自衛隊の関係者はげっそりとやつれてしまうだろう。それともなまじ中途半端な知識であれこれ口を出される方がやり難いだろうか。いずれにしてもこの緊迫した状況を抱えて防衛関係者の苦悩はさぞ深いことだろう。
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