千葉県市川市で平成19年、英国人英会話講師のリンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=を殺害したとして殺人などの罪に問われ、1審千葉地裁で無期懲役とされた無職、市橋達也被告(33)の控訴審初公判が15日、東京高裁(飯田喜信裁判長)で開かれた。弁護側は「明確な殺意はなかった」として有期刑への減刑を主張、検察側は控訴棄却を求めた。即日結審し、判決は4月11日に言い渡される予定。
市橋被告は被告人質問で「息を吸って吐くだけの抜け殻になりたかった。でも、リンゼイさんのことを考えて何も感じられなくなったら人間の終わり」と述べ、涙ながらに反省を強調。リンゼイさんの首を圧迫した時間について「(1審認定の)3分は長い」と声を荒らげ、「そこだけ、もう一度検証してほしい」と控訴の理由を説明した。
また、「家族が望むのは被告が無期懲役を受け入れること」などとするリンゼイさんの遺族の意見陳述書が読み上げられた。
1審判決によると、市橋被告は19年3月、自宅マンションでリンゼイさんの両手などを縛り乱暴した上、絞殺。遺体をベランダの浴槽に遺棄した。
こいつ、本当にどうしようもない卑怯未練な男だな。現場には僕しかいなかった、知っているのは僕だけだって。そんなことはない。被害者は無言のうちにお前がやったことを証明しているんだ。お前の反省などだれも本気にはしない。神妙に裁きを受けろ。
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