15日の日経平均株価は、先物への期待でアジア株安を抑え込み、前日比72円76銭高の1万123円28銭と3日続伸だった。終値としては昨年7月22日以来の1万100円台回復となった。東証1部の出来高は24億1354万株。売買代金は1兆4296億円。騰落銘柄数は値上がり996銘柄、値下がり539銘柄、変わらず140銘柄。
 
 
15日の東京外国為替市場では、ドル・円に一段と上昇圧力がかかり、11年4月13日以来約11カ月ぶりに84円台を回復したようだ。海外ファンドのドル買いがドルを押し上げたほか、今日は決済が集中する5日・10日で、輸入企業のドル買いが増加、3月期末の輸入企業が月末にかけてドルを買う状況が続くとみており、目先は85円を目指す展開となりそうだという。また、ドル・円が堅実に上昇する状況で、輸出企業はドル売りを手控えているのもドル高に拍車をかけているようだ。

主要通貨に対するドルの値動きを示すドル指数は15日に一時80.74ポイントまで上昇して1月18日以来約2カ月ぶりの高値となっており、ドルの強さが目立っているようだ。NY時間に相次ぐ米指標の発表はドル買い材料としていつも以上に注目されるという。午前7時以降、ドル・円は83円64銭-84円17銭で推移したようだ。
 
 
ドルの急上昇でトヨタが元気が良い。今日も大きく上げて3,500円を超えている。三菱重工は400円台を前にやや足踏みのようだ。コマツは上海株の下落が嫌気されたのか小幅な上昇にとどまった。
 
 
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