野田佳彦首相は14日午後の参院予算委員会で、原子力発電所の整備方針に関し「新規は困難だと認識しているが、今までの経緯、進め方、準備がどれだけ整っているかなど、個々のケースの判断はあり得る」と述べ、着工済みの原発に限って新規稼働を認める可能性に言及した。みんなの党の中西健治氏への答弁。
 
首相は「『脱原発依存』の方針は変わらない。原発依存を中長期的に低減し、省エネや再生エネルギーを普及、推進する」とも強調した。 
 
現在のエネルギー供給状況を考えると、当面、原発の再稼働は必要だろう。また着工済みで工事が進捗している原発については安全対策を見直したうえで完成させ、稼働させるというのも当然だろう。
 
 
この先、20年とか30年、あるいは50年、100年と言う長期のスパンでエネルギーをどう供給していくかと言う問題は国家の在り方とも関係してくる重要な問題でバ菅総理のように夜が明けたら、自然エネルギー国家へ、などと簡単に変更できるものでもない。
 
 
エネルギーの供給については感情論やパフォーマンスで簡単に右だ、左だと言うべきではなく、国家の長期的展望とかみ合わせた上で慎重に検討すべきだろう。
 
 
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