9日の日経平均株価は、円安が株価を押し上げ、前日比160円78銭高の9929円74銭と大幅続伸だった。輸出関連株を中心に上げ幅を拡大。取引時間中には1万円の大台に乗せる場面もあった。大台回復の達成感もあって引けにかけて失速したが、下値は限られた。日経平均先物・オプション3月物SQ(特別清算指数)の市場推定値は9946円46銭。東証1部の出来高は34億7976万株(うちSQ分は概算で8億2200万株)。売買代金は2兆4018億円(同8253億円)。騰落銘柄数は値上がり1244銘柄、値下がり328銘柄、変わらず102銘柄。

週末9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後に入って1ドル81円台半ばに緩む展開となったようだ。ギリシャが自国の国債を保有する民間債権者に債務減免を強制する措置を発動すると報じられ、それまでの楽観姿勢から一転、ユーロ売りが強まり、ドル円も上げ幅を縮めた。午後5時現在は81円69~69銭と前日比31銭のドル高・円安だった。午前から正午にかけては、ギリシャ債務問題に対する楽観論からユーロを買って、相対的に安全性が高い「避難通貨」とされる円を手放す動きが顕著となった。日銀緩和強化への期待から円売りに動く流れも加わり、一時は昨年5月下旬以来、約9カ月半ぶりのドル高水準となる81円89銭を付けた。
 
トヨタは12年度は1300人を採用するが、2年ぶりに採用減だという。しかし、研究開発は強化するようだ。株価は円安が後押しして大幅な高値だった。三菱重工も大幅高だが、コマツはややささやかだった。
 
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