8日の日経平均株価は、欧州危機の後退によるユーロの上昇やアジア株高で前日比192円90銭高の9768円96銭と4営業日ぶりに大幅反発し、高値引け。終値で9700円台回復も4営業日ぶりだった。追加の手掛かり材料難でこう着したが、引けにかけて先物に断続的な買いが観測され、上値を切り上げた。東証1部の出来高は21億1350万株。売買代金は1兆2704億円。騰落銘柄数は値上がり1113銘柄、値下がり409銘柄、変わらず151銘柄。
8日の東京外国為替市場のドル円相場は、米景気回復への期待感などから買いが進んで、1ドル81円台前半に上昇した。午後5時現在は、81円32~33銭と前日比56銭のドル高・円安だった。2月ADP全米雇用報告がやや強い内容だったことに加え、中国が週末にも預金準備率を引き下げるとの観測が流れたことで内外の株価が上昇。リスク選好の円売りも加わり、ドルは午後にかけて引き締まった。午前に発表された日本の1月経常収支が単月で過去最大の赤字となったことも、円売りを加速させたようだ。しかし、ドル円は2月の上昇スピードが速すぎたので、しばらく調整が必要という声もあり、一方的な上昇にはならなかったようだ。
今日はトヨタは大幅な上昇、このところ下げた分を取り返した。トヨタは、フィリピンでの累計生産台数が今月にも50万台を突破すると発表した。フィリピンでも生産しているとは意外だった。三菱重工も大幅高、コマツも良いレベルのようだ。
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