7日の日経平均株価は、ドル円の上値が重しになって前日比61円57銭安の9576円06銭と3日続落。終値としては2月23日以来2週間ぶりに9600円を割り込んだ。引けにかけて持ち直しをみせていた輸出関連株の一角が下げに転じ、日経平均もマイナス圏で停滞した。アジア株の戻りが鈍かったことも重しだったようだ。東証1部の出来高は22億4608万株。売買代金は1兆3373億円。騰落銘柄数は値上がり848銘柄、値下がり647銘柄、変わらず175銘柄。
7日の東京外国為替市場のドル円相場は、ギリシャ債務問題に対する懸念の高まりからドル売り・円買いが進み、1ドル800円台後半に下落した。ただ、こうした動きも午後は一服し、55時現在は1ドル80円76~77銭と前日比51銭のドル安・円高となった。8日が期限のギリシャの債務削減策に対する民間銀行の参加率や、9日発表される米雇用統計に関心が集まっているようだ。国内輸入企業によるドル買い・円売り注文は午後に散発的に入って来たが、輸出企業は雇用統計の結果待ちの構えだという。今週は大きな値動きが期待できないとの見方もあるようだ。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに安値引けだった。
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