6日の日経平均株価は、売り買いに活気がなくアジア株安も重荷になって、前日比60円96銭安の9637円63銭と続落だった。一時90円超安を付けたが、終始9600円台を維持し、押し目買いに支えられて引けにかけて下げ渋ったようだ。東証1部の出来高は25億873万株。売買代金は1兆4142億円。騰落銘柄数は値上がり657銘柄、値下がり860銘柄、変わらず154銘柄。
6日の東京外国為替市場のドル円相場は方向感に乏しい展開となり、1ドル81円台前半で推移した。午後5時現在は1ドル81円27~28銭と前日比08銭のドル高・円安だった。8日発表の日本の1月国際収支と、9日発表の2月の米雇用統計をにらんだ動きとなっているようだ。株価との連動性が高かった先週までとは異なり、東京のほかアジア株式市場の軟調推移にも反応が薄かったが、それほど週末をにらむ雰囲気が強いようだ。80円台の後半で底を打てばこの先もドル高基調が続くという。
トヨタの新型小型スポーツ車「86(ハチロク)」の受注台数が、3月2日までの約1カ月間で、月間販売目標の7倍に当たる7000台に達したと発表した。同車は富士重工業との共同開発車で、トヨタにとっては2007年の「MR-S」生産終了後、5年ぶりとなるスポーツ車だが、20代以上の幅広い年代で支持を集めた。とくに4モデルのうち人気が高いGT以上の高価格モデルは、納車が9月になるようだ。しかし株価はやや下げで引けた。三菱重工、コマツも安値で引けているようだ。
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