5日の日経平均株価は、買い進む材料がない状態で利益確定の売りに足を引っ張られて前週末比78円44銭安の9698円59銭と反落だった。先物に大口の売りが出ると寝落ちの足が早まったがm堅さもあり、引けにかけて下げ渋った。終値としては2月27日以来1週間ぶりの9700円割れとなった。東証1部の出来高は19億2224万株と、1月30日以来の20億株割れ。売買代金は1兆1341億円と、2月13日以来の低水準となった。騰落銘柄数は値上がり505銘柄、値下がり1023銘柄、変わらず145銘柄。
5日の東京外国為替市場のドル円相場は、持ち高調整の売りに、1ドル81円台前半に下落した。午後5時現在は、81円19~19銭と前週末比51銭のドル安・円高だった。このところの急速なドル安・円高進行に対する一服感が市場で広がる中、ユーロ売り・円買いの動きがドル円相場にも波及し、下押し圧力がかかったようだ。日経平均株価が反落したことも、安全資産の円を買い戻す動きを誘ったという。そろそろ調整局面入りし、80円台に戻ってよいころだと言う声もあるようだが、今週末には米雇用統計を控えていることから、下げ幅も限定的だったようだ。
今日はトヨタと三菱重工は小幅な下落にとどまったが、コマツはやや大きく値を下げたようだ。当分は一進一退で1万円越えはもう少し先だろうか。
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