1日の日経平均株価は、先物への売りとドルの伸び悩みで前日比15円87銭安の9707円37銭と3営業日ぶりに小反落だった。利益確定売りに足を引っ張られる場面もあったが、押し目買いを支えに下値は限られ、終値で9700円台を維持するなど、底堅さもあった。東証1部の出来高は26億3458万株。売買代金は1兆4913億円。騰落銘柄数は値上がり429銘柄、値下がり1162銘柄、変わらず83銘柄。
 
 
1日の東京外国為替市場のドル円相場は、朝方の高値から伸び悩み、1ドル81円近辺で推移しているようだ。前日のバーナンキFRB議長証言を受けた買い勢いは、さらに高値を目指す材料がない中、東京市場の終盤にかけ次第に調整色を強める展開となった。午後5時現在は、81円06~07銭と前日比58銭のドル高・円安だった。バーナンキ議長の議会証言で追加緩和の観測が後退、ドル高・円安の動きが一気に強まり、東京市場の朝方も買いが続いた。ただ、その後は週初に付けた直近高値81円60銭近辺を上抜けることができず、改めて上値の重たさが意識される展開となったようだ。月初で実需の売り買いはそれほど活発ではないと言い、午後は日経平均株価の動きに合わせるような取引が続いたようだ。株価の反落で売りが優勢となったが、下値では買い戻しが入って来るようで、上下ともに限られた値幅で推移したようだ。
 
 

トヨタはやや値を下げて引けている。ドルの伸び足が鈍いせいだろうか。三菱重工は、米建設機械大手キャタピラーとの合弁会社「キャタピラージャパン」(東京)の保有株式すべてを6月までにキャタピラーへ譲渡し、合弁を解消すると発表した。そのためなのか株価はあまりパッとしなうようだ。コマツは大きく値を落としているが、中国の停滞のせいだろうか。
 
 
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