29日の日経平均株価は、順調に値を伸ばした株価は引けに兼ねて材料難や利食いで急落、前日比72銭高の9723円24銭と小幅続伸だった。一方、TOPIXは同2.52ポイント安の835.96ポイントと6日ぶりに反落した。東証1部の出来高は30億5795万株。出来高30億株台は昨年8月9日以来。売買代金は1兆5850億円。騰落銘柄数は値上がり479銘柄、値下がり1069銘柄、変わらず126銘柄。
29日の東京外国為替市場のドル円相場は、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を控えて様子見姿勢が広がる中、ドルが小幅安となった。午後5時現在は1ドル80円48~48銭と前日比15銭のドル安・円高だった。今日は、欧州中央銀行(ECB)の3年物資金供給オペレーションも予定されている。相場の方向感を左右する材料を目前にして投資家たちは動きにくいようだ。こうした中では自然と日経平均株価に目が行くため、おおむね株価に連動した動きとなったようだ。午後に入り株価が下げ足を速めた局面では、輸出企業のドル売りも見られたようだが、昨日(28日)に80円割れが阻止され、下値は固いという。
今日は順調に値を伸ばしていた株価が急落、トヨタ、三菱重工、コマツともマイナスで引けたようだ。富士重工は29日、群馬製作所本工場で軽商用車「サンバー」の生産を終了、54年にわたる軽自動車生産に終止符を打った。今後はダイハツからOEM供給を受けるようだ。
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