28日の日経平均株価は、先物への断続的な買いが入って、前日比88円59銭高の9722円52銭と反発し、高値引けだった。終値としては昨年8月2日以来約7カ月ぶりに9700円台を回復した。東証1部の出来高は25億724万株。売買代金は1兆4741億円。騰落銘柄数は値上がり935銘柄、値下がり589銘柄、変わらず149銘柄。なお、東証2部指数も下げ幅を縮めたが、連日高を背景に上値は重く、31営業日ぶりに反落した。
 
28日の東京外国為替市場のドル円相場は、足元の急速な上昇ペースに対する警戒感から調整局面が継続し、1ドル80円台後半に反落したようだ。午後5時現在は、80円63~64銭と前日比46銭のドル安・円高だった。市場では、今月初旬から約5円ドル高・円安方向に振れたことを踏まえ、次の方向感を模索する調整局面に入ったという見方がある。当面は80円前後でこう着するとの見方が出始めているようだ。国内輸出勢のドル売り・円買い注文は、これまでの上昇過程で相当程度、手当てされてきたというが、上値を伸ばし切るには米側の金利が上昇するなど一段のドル買い材料が必要だというように1ドル81円に迫る勢いは見られなかったようだ。
 
 
トヨタは新型レクサスGSの受注が好調なようだ。株価は小幅な伸びにとどまった。コマツも同様に小幅な伸びだったが、三菱重工だけがやや値を落として引けている。
 
 
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