24日の日経平均株価は、円安で輸出企業が値を伸ばしたことから、前日比51円81銭高の9647円38銭と3日続伸し、高値引けだった。週末で積極性は乏しかったが、金融株への買いも入って引けにかけて上げ基調を強めたようだ。東証1部の出来高は25億4545万株。売買代金は1兆4811億円。騰落銘柄数は値上がり871銘柄、値下がり646銘柄、変わらず157銘柄。
24日の東京外国為替市場のドル円相場は続伸し、昨年7月以来、約7カ月ぶりの1ドル80円台半ばを付けたようだ。午後5時現在は80円56~57銭と前日比45銭のドル高・円安だった。堅調な欧米の経済指標を背景に改めて市場心理が改善し、安全通貨として買われていた円を売る動きが広まっているという。さらに、月末を控えて国内輸入企業がドル買い・円売り注文を入れてきたことも拍車をかけているようだ。今月に入り約4円も円安に傾いたことで、買い急ぎの姿勢が加速しており、これまで上値の重しだった国内輸出企業のドル売り・円買い注文を吸収しながら上値を切り上げたようだ。
原発稼働停止などエネルギー危機の中でメタンハイドレートの開発が促進されようとしているが、採掘には技術面での課題が多いようだ。設備の大型化、海水が与える影響などから掘削には高度な技術を必要とし、生産するまでの採算がとれないというし、メタンガスと水で構成されるため、採掘に伴い、大気中にメタンガスが散布されると、地球温暖化に影響するとも言われている。メタンガスを放出することなく採掘できるのかが焦点となるという。メタンハイドレートは、日本の技術であっても、一朝一夕に商業化できるものではないだろうが、活用できる資源が乏しく、天然ガスを海外からの輸入に頼らざるを得ない日本にとって、次世代エネルギーとして価値のあるものを放置しておくわけには行かないようだ。
昨日のトヨタは小幅な上昇、三菱重工はしっかりとした株価、コマツはやはり小幅な上昇のようだが、いじれもそれなりに上昇しているのは良いことだ。
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