23日の日経平均株価は、円高で輸出産業が息を吹き返す中、金融株にも買いが入り、前日比41円57銭高の9595円57銭と続伸だった。材料のない状況で利益確定売りが上値を抑えたが、終盤には9600円台乗せの場面もみられた。東証1部の出来高は25億3666万株。売買代金は1兆4229億円。騰落銘柄数は値上がり1073銘柄、値下がり456銘柄、変わらず145銘柄。
23日の東京外国為替市場のドル円相場は、これといった取引材料がない中、1ドル80円台前半での小動きが続いたようだ。午後5時現在は80円11~12銭と前日比07銭の小幅ドル高・円安だった。市場では、日銀の追加金融緩和などを受けた円売りと輸出企業による円買いが交錯し、上下に動きにくい状況だったようだ。また、海外市場で約7カ月ぶりのドル高・円安水準にまで上昇したことで、材料出尽くし感が優勢で、小康状態となっているという見方が多いようだ。この辺りで一服して調整に入るかもしれないという。
今日のトヨタは急激に値を上げた反動か利食いが出て小幅な反落だった。三菱重工とコマツは小幅ながら値を上げて引けたが、いずれもやや足踏みのようだ。
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