20日の日経平均株価は、欧州の状況や米国市場の休場で様子見気分が強く、前週末比100円92銭高の9485円09銭と大幅に続伸したが、利益確定売りに押されて上げ幅を縮小し、9500円台を維持できなかった。それでも押したところでは買いが流入し、下値は限られた。東証1部の出来高は24億2431万株。売買代金は1兆3840億円。騰落銘柄数は値上がり901銘柄、値下がり620銘柄、変わらず147銘柄。
20日の東京外国為替市場のドル円相場は、今夜にユーロ圏財務相会合を控え、おおむね1ドル79円台半ばを挟んでもみ合いが続いたようだ。ユーロは欧州勢が取引に参加し始める夕方に入ると、売りに流れたようだ。午後5時現在のドル円は、79円42~45銭と前週末比35銭のドル高・円安だった。節目の78円30銭をあっさりと超えて約6カ月半ぶりのドル高・円安水準となる79円89銭近辺まで上昇し、80円を抜くかとも思えたが、円売り材料の出尽くし感も優勢となったということで、ややドルが値を下げて引けた。明日、米国が開くとどう動くか注目だろう。
輸出企業はかなり値を戻しているがまだまだ割安感があるだろう。トヨタはしっかりと値を上げている。三菱重工、コマツもやはり大きく値を上げて引けているが、この先も順調に値を伸ばしては約1万円台を回復して欲しいものだ。
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