南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊の先遣隊の現地代表、生田目徹1等陸佐は18日、首都ジュバで記者会見し「現地ニーズに応じた提案型の案件作成を行いたい」と述べ、インフラ整備を通じて平和構築に寄与する決意を表明した。
生田目1佐は、陸自先遣隊が1月から順次ジュバ入りしているが、治安上のトラブルは発生していないことを説明。熱中症にかかった隊員はいるが、資機材の搬入などの準備は順調に進んでいるという。20日には主力の約120人が到着する予定だ。派遣部隊は宿営地整備などの準備を加速させ、4月初めにもジュバ市内で道路工事に着手したい考えだ。
生田目1佐は、陸自先遣隊が1月から順次ジュバ入りしているが、治安上のトラブルは発生していないことを説明。熱中症にかかった隊員はいるが、資機材の搬入などの準備は順調に進んでいるという。20日には主力の約120人が到着する予定だ。派遣部隊は宿営地整備などの準備を加速させ、4月初めにもジュバ市内で道路工事に着手したい考えだ。
南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に参加している自衛隊の生田目徹現地支援調整所長らは18日、施設隊の主力約120人の到着を前に首都ジュバのホテルで記者会見した。国連南スーダン派遣団(UNMISS)などと調整し、「現地ニーズに応じた提案型の案件形成を行いたい」と述べ、南スーダン側の要望に沿った適切なインフラ整備を行い、同国の平和構築に貢献する決意を表明した。
自衛隊員は1月から順次ジュバ入りし、現在約70人が宿営地の整備などを進めている。主力約120人は、ウガンダのエンテベ経由でジュバに20日に到着し、4月に始まる道路建設などに向けた準備を本格化させる。
「熱中症になった隊員もおり、体力消耗は激しい」―。南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に加わる自衛隊の活動環境について、生田目徹現地支援調整所長は18日の記者会見でこう述べ、日中の気温が45度を超える現地ジュバの過酷な気候に苦労している様子をうかがわせた。
生田目所長は「日本では1日朝晩2食だったが、ここでは3食を取っている。それだけ体が消耗しているのだろう」と語った。「(野外活動が中心となる)宿営地整備隊は相当疲れている」と懸念した。
常に生真面目に任務に邁進しようとする自衛隊員だが、治安の不安に加えて現地の環境も相当に厳しいようだ。自衛隊員も鍛えてはいると言え、生身の人間だ。慣れない厳しい環境の中で体調を崩したりすることもあるだろう。治安の不安に加えて厳しい環境の中、安全に任務を遂行して健康で元気に帰還して欲しいものだ。
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