17日の日経平均株価は、米国株高などを材料に大きく値を上げたが、週末の調整で高値圏でもみ合い、それでも前日比146円07銭高の9384円17銭と大幅に反発した。引け際で手仕舞い売りに引き戻されて9,400円台は維持できなかった。東証1部の出来高は26億2595万株。売買代金は1兆5272億円。騰落銘柄数は値上がり1083銘柄、値下がり437銘柄、変わらず154銘柄。
17日の東京外国為替市場のドル円相場は、欧州勢が売買に参加し始める夕方に入っても1ドル79円台維持する堅調な流れとなった。ユーロはもみ合いの後、やや買い戻しが先行したが、おおむね様子見の雰囲気が広まったようだ。午後5時現在のドル円は、1ドル79円07~08銭と前日比41銭のドル高・円安だった。午前は、海外市場の流れを受け継ぎ、ドル買いが強かったようだ。国内輸入企業がドルを買い急いだことが大きいという声も聞かれた。
午後に入ってからは、落ち着いた取引状況となり、国内輸出企業のドル売り・円買い注文も多くはないようだった。今夜は目立った経済指標もない。また、週明けにはギリシャに対する金融支援が正式決定するとの期待が見方が優勢となっているだけに、積極的な売り買いは手控えられた格好のようだ。しかし、円が売られやすい状況に変化はなく、日本人が業務を終えた海外市場で、投機筋がドル買い・円売りを仕掛ける可能性も捨てきれないという。
トヨタはやや足が鈍いのか、小幅な上昇で引けているが三菱重工は大幅に値を上げている。コマツも高値で引けておりなかなか堅調のようだ。
日本ブログ村へ(↓)