15日の日経平均株価は、先物への買いに引き上げられて前日比208円27銭高の9260円34銭と3日続伸した。終値としては昨年8月5日以来6カ月ぶりに9200円台を回復したようだ。金融セクターや、輸出関連株が一段高するなど、前日の日銀による追加緩和策を好感した買いが継続したようだ。東証1部の出来高は29億218万株。売買代金は1兆6689億円。SQ(特別清算指数)を除けば、ともに昨年8月9日以来の高水準。騰落銘柄数は値上がり1149銘柄、値下がり390銘柄、変わらず130銘柄。
15日の東京外国為替市場のドル円相場は、日銀追加緩和を好感した買いが輸出企業の売りをこなし、1ドル78円台半ばに続伸した地合いを維持したようだ。午後5時現在、78円45~51銭と前日比49銭のドル高・円安だった。前日の日銀追加緩和を受けたドル買いはこの日も継続し、特に海外の投機筋を中心に活発な買いが入ったという。78円30銭前後の上値抵抗線を簡単に突き抜け、輸出企業の売りを投機筋の買いがこなし、ドル円はさほど下がらない状況だという。米国のFRBがQE3に踏み切る可能性が強いことを踏まえるとドル円の上値は限られるのではないかというが、長期的な円買いポジションを解消する動きもあり、少なくともドル円が大きく下がる地合いではなくなりつつあるという見方が大方のようだ。
今日はトヨタは大幅高、三菱重工、コマツもそれぞれ大きく値を上げて引けているが、日経平均でこのくらい上げれば当然だろう。トヨタはドル高円安が効いているのだろうか。
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