14日の日経平均株価は、日銀の資産買い入れ資金増額やドルの持ち直しなどが好感されたのか、前日比52円89銭高の9052円07銭と続伸で引けた。一時200日移動平均線を上回る場面もあったようだ。物価政策で消費者物価の前年比1%を目指すとしたことも相場の支えになったという。東証1部の出来高は21億8068万株。売買代金は1兆1555億円。騰落銘柄数は値上がり1205銘柄、値下がり323銘柄、変わらず134銘柄。
 
14日の東京外国為替市場のドル円相場は、日銀の追加緩和を受けて円が主要通貨に対して売られる状況が続き、1ドル78円近辺まで続伸している。午後5時現在、1ドル77円96~99銭と前日比30銭のドル高・円安だった。ドル円は午前中、日銀金融政策決定会合など控えて77円台半ばで推移していたが、正午過ぎに日銀が資産買入規模を10兆円増額する追加緩和を発表したが、予想外の緩和だったことから一気に円売りが広がったという。ドル円が上昇する場面では、輸出企業のドル売りも出たが、円安の流れを作りたい投機筋の売りも根強いようで、一時は78円08銭の高値を付ける場面もあった。今後、上値として強く意識されるのは78円30銭近辺で、これを抜けるとさらにドル高が進行するだろうという。しかし、輸出企業の売りも厚いことから、上値を抜けるには時間がかかるとの見方が多いようだ。
 

円相場がやや軟化したため、トヨタが一段ジリ高となり、1.8%高で東証1部の売買代金1位だったようだ。株価もしっかりと上げてる。しかし、最近堅かった三菱重工は小幅ながら下げて引けている。コマツもほんの少しだが値を下げているのは残念なことだ。
 
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