10日の日経平均株価は、週末の手じまい売りやユーロ円の下げ渋りが重しになって前日比55円07銭安の8947円17銭と続落し、安値で引けたようだ。終値としては3日ぶりに9000円を割り込んだ。これまで買われてきた金融セクターや、自動車などの下げが目立った。株価指数オプション2月物のSQ(特別清算指数)推定値は9011円16銭。東証1部の出来高は23億6115万株(うちSQ分は概算で8300万株)。売買代金は1兆2819億円(同850億円)。騰落銘柄数は値上がり443銘柄、値下がり1099銘柄、変わらず133銘柄。
 
10日の東京外国為替市場のドル円相場は、ギリシャの追加緊縮策をめぐる政府・与党合意を受けて円が売られた流れを引き継ぎ、1ドル77円台後半に上昇したようだ。午後5時現在は、77円67~68銭と前日比46銭のドル高・円安だったようだ。ギリシャが最悪シナリオの無秩序なデフォルト回避ができる見通しとなったことで、それまで比較的安全な資産として買われていた円を売り戻す動きが強まったようだ。東京市場では追加的な材料に欠き、午後は77円60銭近辺で小動きとなったようだ。輸出筋の売りに上値は重かったが、ユーロ売り・ドル買いの影響などでドル円は下支えされたという。ドルはこの先も上げるだろうが、昨年10月末の大規模介入以来はじき返され続けてきた78円30銭前後の抵抗水準突破はなかなか難しいようだ。
 
 
今日はトヨタは大きく下げた。ユーロの円に対する上げ渋りが原因と言うが、ドルは上げ基調と言うので回復して欲しいものだ。三菱重工もやや安値で引け、コマツも崩れて結局総崩れと言うところだったようだ。
 
 
日本ブログ村へ(↓)