オフロード車「梟龍」は武漢梟龍汽車技術有限公司の自主開発車だ。中国網日本語版(チャイナネット)は「梟龍は完全な知的財産権があり、部品も100%国産化を実現した」と報じた。「梟龍」は45度の傾斜の走行も可能で、550ミリの段差や700ミリの溝も越える。
「梟龍」は戦車でなければ走行できない場所でも稼動でき、走行しながらタイヤの空気入れが可能で、複雑な路面にも対応する。記事は「オフロード性能はすでにハマーを超えたといわれ、総合性能で世界でもっとも優れたオフロード車であるベンツ社のウニモグに匹敵する」と報じた。
業界人は「梟龍が市場に出れば、中国人が自動車自主開発能力がないという概念を打ち破ることになる」と自信を見せた。
「梟龍」はすでに軍民両用のオフロード車として売り出されることが決定し、モデル車を生産している。2012年上半期には市場に投入されるが、軍用モデルと比較すると民間用には衛生監視システム、追跡防止システム、ナイトビジョンなどが搭載される。顧客の要求に合った内装などの差別化も可能だ。
「梟龍」の一部の部品は完全手作業で作られる、正真正銘の高級オーダーメイドオフロード車で年間3000台の生産を予定し、価格は100万元(約1200万円)前後となる。
まあ、オフロード車くらいは自主開発できるのかもしれないが、1200万円も出してわざわざ中国製の高級オフロード車など買いたくはないなあ。トヨタのランドクルーザー、メルセデスのGL、米国のハマー、英国のランドローバー、レクサスLX、特殊用途ならウニモグ、買おうと思えばいくらでも候補はあるからなあ。特殊用途と言うならもう市販はしていないが、トヨタのメガクルーザー、あれが欲しかったな。個人で買っても持て余すこと請け合いだが。
日本ブログ村へ(↓)