3日の日経平均株価は、米国雇用統計見たさやアジア株の軟調に加えて週末の手じまい売りで、前日比44円89銭安の8831円93銭と4営業日ぶりに反落で引けた。それでも下値は限定的だったようだ。東証1部の出来高は23億3321万株。売買代金は1兆2612億円。騰落銘柄数は値上がり447銘柄、値下がり1119銘柄、変わらず108銘柄。
 
3日の東京外国為替市場のドル円相場は、1ドル76円台前半で終日動きがなかったようだ。午後5時現在は76円18~19銭と前日比06銭のドル高・円安だったようだ。週末でポジション調整に絡む動きが若干見られたほかは、米雇用統計を控えて積極的に取引を仕掛ける様子は見られなかったようだ。今夜発表される1月の米雇用統計は、12月の非農業部門の就業者数が20万人増だったことから、15万人増とやや弱い内容を見込む市場参加者が多いが、大きなブレがない限り、為替相場への影響はなさそうだという。米連邦公開市場委員会の超低金利政策延長でドル売り圧力が強く、75円台を付けるのは時間の問題というが、75円50銭から76円台で観測されているオプション絡みの防戦買いや、政府の円高けん制への警戒感が歯止めとなっており、ゆっくりとしかドル安は進まない状態だという。
 
 
今日のトヨタはやや凹んで引けている。三菱重工業は、繰延税金資産の都合で純利益のみ350億円から前期比33.6%減の200億円に減額修正したことから、1月から10%ほども上げていた株価は軟調相場に転換し、一時341円と9円安をつけて終値は344円(6円安)だった。 コマツも小幅に凹んで引けている。
 
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