1日の日経平均株価は、企業決算を見ながらの個別物色が続いて方向感に乏しいが、前日比7円28銭高の8809円79銭と小幅ながら続伸だった。先高期待は高いものの、買い上がる材料が乏しかったようだ。また、米経済指標の発表前ということも、見送りムードを強める一因となったようだ。東証1部の出来高は21億5014万株。売買代金は1兆1549億円。騰落銘柄数は値上がり965銘柄、値下がり565銘柄、変わらず135銘柄。
 
1日の東京外国為替市場のドル円相場は、ドル安圧力を政府・日銀による介入警戒感が下支えする状態が午後も継続し、1ドル76円前半での一進一退となったようだ。午後5時現在76円18~19銭と前日比12銭のドル安・円高だったようだ。前日に発表された住宅や景況感に関する米経済指標が落ち込んだことを受け、ドル安バイアスが市場では強まっているという。だた、同時にドル売り・円買い介入に対する警戒感が台頭しているため、76円10銭~20銭を中心に上下とも動きは限定的となったようだ。
 
トヨタは1日の後場一段上値を追う相場になり、2,861円(51円高)まで上げ、終値も2,855円(45円高)と大幅な上昇だった。新型車アクアなどそん車販売が好調なのもその理由のようだ。アクアの受注状況は、月販目標台数12,000台に対し、12月26日から1月31日までの受注台数が約12万台となり、大変好調な立ち上がりとなっている。三菱重工も小幅ながら値を上げているが、今日のコマツはやや値を落として引けているようだ。
 
 
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