31日の日経平均株価は、決算を見ながら優良企業を個別物色する展開でもみ合い、前日比9円46銭高の8802円51銭と小幅ながら4営業日ぶりに反発だった。しかし、TOPIXは同1.74ポイント安の755.27ポイントと4日続落した。円高を背景に上値は重く、日経平均もマイナス圏へ押し返される場面もあったが、終値で8800円台を維持するなど底は堅かったようだ。東証1部の出来高は20億6776万株と、4営業日ぶりに20億株台を回復した。売買代金は1兆2370億円。騰落銘柄数は値上がり777銘柄、値下がり732銘柄、変わらず157銘柄。
31日の東京外国為替市場のドル円相場は、海外市場でのドル安基調を引き継いで1ドル76円台前半に下落したが、その後は買い戻されてやや下げ渋ったようだ。午後5時現在は76円30~31銭と前日比38銭のドル安・円高だった。米金利の低下を受けてニューヨーク市場でドル売り・円買いが進んだ流れを引き継いで始まった為替市場は、一時、政府・日銀による大規模ドル買い介入が行われた昨年10月31日以来の安値水準76円15銭前後まで下落する局面もみられた。その後はややドルが上げて20銭近辺でこう着感を強める中で、午前中の安住淳財務相の円高けん制発言が蒸し返され、介入警戒感から利益確定などの買い戻しが優勢となったようだ。
今日のトヨタはどうしたのかドル安にもかかわらず値を上げている。自動車株は高安まちまちのようだ。三菱重工は変わらずだが、コマツはこれもしっかりと値を上げて引けている。
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