27日の日経平均株価は、底は堅いようだが、円高に輸出企業が足を引っ張られたようで、前日比8円25銭安の8841円22銭と小幅ながら続落だった。引けにかけてやや買い戻され、下げ幅を縮小したようだ。東証1部の出来高は19億3788万株。売買代金は1兆1213億円。騰落銘柄数は値上がり639銘柄、値下がり881銘柄、変わらず149銘柄。
 
 
27日の東京外国為替市場のドル円相場は、FOMCが超低金利政策の延長を決めたため、ドルが売られやすくなった流れを引き継ぎ、3日ぶりに一時1ドル76円台後半に下落した。午後5時現在は、77円04~06銭と前日比51銭のドル安・円高だった。午前中は、輸出企業などによるドル売りがやや優勢な展開だった。しかし、昨日の12月米新築住宅販売件数が減少し、同国景気回復が先行き鈍化するとの見方が浮上したことも圧迫要因となったが、それでも下値も堅く、77円台前半で推移したが、午後1時を回ると急に下げ幅が拡大。テクニカル要因上、重要な節目だった77円30銭前後の水準を割り込んだことが引き金となり、ストップロスが誘発されたようだという。週前半には日本の貿易赤字を材料に、ドル買い・円売りポジションを積み上げる動きが活発化したが、来週は米金利低下などを手掛かり材料に再びドル売り優勢に傾くという見方が強まっているようだ。
 
 
 
ドル安が響いたようで今日のトヨタは値を落として引けているようだ。三菱重工も小幅ながら値を下げている。コマツだけが気を吐いて値を上げて引けているのは頼もしい。
 
 
日本ブログ村へ(↓)