26日の日経平均株価は、動きの重い状態から先物への売りでマイナス圏に沈んで、前日比34円22銭安の8849円47銭と3営業日ぶりに反落したようだ。しかし材料難から売り圧力は強まらず、下値も限定的だったようだ。東証1部の出来高は19億5639万株。売買代金は1兆243億円。騰落銘柄数は値上がり577銘柄、値下がり938銘柄、変わらず153銘柄。
26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後にやや軟化し、1ドル77円台半ばへ下落した。午後5時現在は77円55~56銭と前日比37銭のドル安・円高だった。FRBが25日のFOMCで、実質ゼロ金利を以前よりも1年半後の2014年終盤まで」延長する方針を打ち出したことから、ドルが売られたようだ。景気回復を印象付ける内容の米経済指標が増えてきていることから、一部には金利引き上げ時期の前倒しを期待する向きもあっただけに、予想外のゼロ金利の延長だったようで失望感からドル安が進んだようだ。昨年10月末に政府・日銀が介入を実施して以降、ドルは78円30銭前後で上昇を阻まれている。今回も上値トライに失敗した形となったことから、ドル円は上値の重い状態が続くだろうという。
今日のトヨタは小幅ながら続伸だった。レアアースを使用しない高性能モーターの製造に目途がついたということだが、これが好感されたか。三菱重工は久々の反落、コマツも増益幅縮小報道が響いたようでやや大きく値を下げたようだ。
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