25日の日経平均株価は、円安や米国先物高などに引っ張られて前日比98円36銭高の8883円69銭と続伸で引けた。終値で8800円台回復は昨年11月4日以来という。オバマ米大統領の一般教書演説は新味に欠け、市場の反応も限られたようだ。東証1部の出来高は21億9961万株。売買代金は1兆1392億円。騰落銘柄数は値上がり1244銘柄、値下がり303銘柄、変わらず111銘柄。
 
25日の東京外国為替市場のドル円相場は、投機筋などの円買いポジション解消が強まり、昨年12月下旬以来約1カ月ぶりの1ドル77円台後半に上昇したようだ。午後5時現在は、77円92~94銭と前日比92銭のドル高・円安だった。現在は1ドル78円を上回っているようだ。日本の貿易収支の赤字定着懸念から、海外市場でドル買い・円売りが進み、円高圧力が弱まるとの見方から、ドル買い・円売りが継続、正午にかけて78円へあと数銭に迫る動きを見せた。今後も78円台の前半まではドル高円安が進むだろうという見方が大方のようだ。
 
 
トヨタは大幅高で3千円台復活が見えてきたようだ。輸出所力の自動車には円安が好感しているようだ。三菱重工も大幅高で引けている。自家発電プラントの需要、商船三井からの自動車専用船建造発注、洋上風力発電プラント、豪華客船の建造期待などが材料のようだ。コマツもしっかりと値を伸ばしている。
 
日本ブログ村へ(↓)