19日の日経平均株価は、利食いが上値を抑えたものの順当に値を上げて前日比89円10銭高の8639円68銭と3日続伸。終値としては昨年12月8日以来1カ月半ぶりに75日移動平均線を上回った。一目均衡表で「雲」の上限(8644円09銭)が意識されたという。東証1部の出来高は21億3168万株。売買代金は1兆1502億円。騰落銘柄数は値上がり889銘柄、値下がり620銘柄、変わらず163銘柄。
 
19日の東京外国為替市場のドル円相場は、直接の手がかりもなく、1ドル76円台後半でこう着状態となったようだ。午後5時現在は76円75~75銭と前日比05銭の小幅なドル高・円安だった。焦点のユーロは、様子見の姿勢が強まり、方向感を失ったようだ。このため、ドル円相場は10銭程度の狭い範囲での値動きに終始したようだ。ユーロは対円、対ドルでともに上伸したが、買いが一巡した午後は方向感を欠いた。
 
 
ギリシャの無秩序なデフォルトを避けるために再開された民間金融機関との債務削減交渉について、市場は早期解決に向かうとの期待がやや先行している。しかし、交渉が合意に達しても対症療法に過ぎず、根本治癒にはほど遠い。合意してもユーロの戻り売りが強まるだけだとの声があるようだ。さらに、今夜に予定されるスペインの長期国債の入札にも注目が集まる。好調な結果となれば、買い戻し材料となるが、2月から3月にかけて、イタリア、スペインで国債の大量償還を控える中では上値は限定的のようだ。
 
 
今日はトヨタもやっと値を上げて引けている。三菱重工、コマツもそれなりにしっかりのようだ。
 
 
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