17日の日経平均株価は、米国先物の好調やアジア株の堅調で、前日比88円04銭高の8466円40銭と反発したようだ。しかし、連休明けの米国市場を見たいという投資家も多いようで、25日移動平均線が意識されて高止まりしたようだ。東証1部の出来高は17億6242万株。売買代金は8231億円。騰落銘柄数は値上がり995銘柄、値下がり505銘柄、変わらず157銘柄。
17日の東京外国為替市場のドル円相場は、ドルがやや売り戻され、1ドル76円台半ばに下落したようだ。午後5時現在は、76円58~60銭と前日比24銭のドル安・円高だった。ドル円は、直接の材料に乏しく、午前中は76円台後半の狭いレンジで推移したようだが、午後はユーロに対してドルを売る動きが強まったことから、つれてドル円もやや水準を切り下げる展開だったようだ。全般に先物市場のユーロ売りポジションが解消される動きとなり、ユーロドルは、午後に1ユーロ=1,2730ドル近辺でいったんこう着状態となったが、欧州勢が参入するとユーロ買いが戻ったようだ。しかし、南欧諸国の国債の大量償還が今後控えており、ユーロは再び下落する可能性が高いのではないかという声も聞こえるようだ。
トヨタはタイでの生産減少が響いたのか小幅な下落だった。三菱重工 は17日の後場、340円(6円高)の本日現在高で売買を繰り返し、上値を試す動きが活発だったようだ。イタリアで座礁・転覆した大型客船のニュースを材料に、同社が昨年11月に発表した世界最大のクルーズ客船会社カーニバル社(Carnival Corporation & plc)から12万5000総トン、3250人乗りの大型クルーズ船2隻の受注を材料視する向きがあるようだ。造船業は円高が逆風になるものの、高級客船は別格との期待があるという。コマツもっかりと値を上げて2000円台を超えている。
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