南スーダンの国連平和維持活動(PKO)の1次隊で、同国との調整に当たる現地調整所のメンバーら34人が14日午後、成田空港から出発した。タイのバンコク経由で15日夜(日本時間)、活動拠点となる首都ジュバに到着する予定。
出発したのは、現地で自衛隊代表を務める生田目徹現地支援調整所長(45)=1等陸佐=ら調整所要員21人と、施設部隊の先発組13人。生田目所長らは先に現地入りした先遣隊5人とともに調整所を立ち上げ、2月中旬から始まる施設部隊主力の到着に備える。
施設部隊(計約210人)は3月下旬ごろまでに現地入り。南スーダン側の要望に基づき、道路建設などの任務に当たる。
出発前、空港内で記者団の質問に答えた生田目所長は現地の治安情勢について、「心配はしていない」ときっぱり。「地元の皆さまの思いを形にするような貢献をし、日本人の心を届けたい」と決意を語った。
現地で部族対立などに巻き込まれたらどうするのか。相手は軽装備の軍隊ほどの武装をしているだろうし、そうかと言って相手は民間人で攻撃を受けても戦闘ではないので武器を使用してドンパチやるわけにもいかないだろう。一方の部族に救助を求められて他方の対立する部族から攻撃を受けた場合、刑法の正当防衛・緊急避難で対応するのか。その判断を派遣される個人に委ねて、「国際貢献」などと良い格好しいの野田民主党は本当にお気楽なものだ。
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