昨年7月に独立した南スーダンで国連平和維持活動(PKO)にあたる陸上自衛隊第1次派遣隊の先遣メンバー5人が11日、成田空港から出発した。12日に現地入りする予定。
この日出発したのは、1次隊239人のうち、活動内容や後方支援の調整を首都ジュバや輸送の中継地となるウガンダで担う「現地支援調整所」の要員。
現地へは資器材を大型輸送機アントノフで約40機分送り込む予定で、第1便は13日に水タンク車や浄水車、食料、テントなどを載せて成田をたつ。14日には日本代表を務める調整所長の生田目(なまため)徹1佐ら34人が出国する予定だ。
いよいよ出発する南スーダンPKOだが、民族紛争を抱えて不確定要素が付きまとう。政治は派遣部隊に対して何ら方策を加えることなく政治の都合だけで送り出すが、何事もなく任務を達成して無事に帰還して欲しいものだ。国家と民族と言うダブルスタンダードの世界は日本の常識は通用しないことが当たり前のように起こる。その溝を埋めることをすべて現場に押し付けるのは酷だと思うが、日本の政治と言うのはそういうものか。
日本ブログ村へ(↓)