10日の日経平均株価は、材料難でこう着感が強く個別では高騰したものもあったが、影響が限定的で上値が鈍く、前週末比31円91銭高の8422円26銭と3営業日ぶりの小幅な反発だった。東証1部の出来高は16億6210万株。売買代金は9213億円。騰落銘柄数は値上がり972銘柄、値下がり554銘柄、変わらず145銘柄。
 
10日の東京外国為替市場のドル円相場は、これという材料のない中、1ドル76円台後半での小動きが続いたようだ。午後5時現在は76円84~84銭と連休前6日比34銭のドル安・円高だった。午後に入ってからは、東京のほかアジア市場が堅調に推移したため、投資家心理が改善し、ドルを売って豪ドルやユーロを買う動きが広まったようだ。これでドルが売られる展開となったが、値幅は非常に限られたようだ。日本時間の今夜は、売買の方向性を左右するような経済指標などは予定されていないようで、アジア株の堅調さが欧州株式市場に引き継がれるかどうかが注目されるという。
 
 
9日開幕した北米国際自動車ショーでは、昨年の東日本大震災後の在庫不足で苦戦を強いられた日本勢が、シェア奪回に自信を示した。これに対し、米国勢は対抗心むき出しのようだ。トヨタは今日は小幅な反落、ここしばらく上げていたので利食いだろうか。三菱重工も小幅な反落、コマツだけがやや値を上げて引けている。
 
 
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