5日の日経平均株価は、動きのない相場模様だったが、先物に売りが入って8,500円を割り込み、前日比71円40銭安の8488円71銭と3営業日ぶりに反落だった。売り買いともに立った材料はなく、追随する動きはみられないまま、押した水準で停滞した。東証1部の出来高は12億5542万株。売買代金は7097億円。騰落銘柄数は値上がり414銘柄、値下がり1144銘柄、変わらず114銘柄。
5日の東京外国為替市場のドル円相場は、こちらも目立った取引材料が見当たらない中、1ドル76円台後半で方向感を欠いたようだ。ユーロも1ユーロ99円台前半でもみ合いが続いた。午後5時現在のドル円は、1ドル766円76~77銭と前日比09銭の小幅ドル高・円安だったようだ。取引自体は薄くはないようだが、市場参加者の関心は欧州情勢に向いており、欧州の株式・債券市場の動向を待つ状態になっているようだ。さらに、6日夜に昨年12月の米雇用統計の発表を控えていることも様子見に振れる原因のようだ。今夜は、ADPの発表する全米雇用報告が予定されているが、本番の前哨戦と位置付けられるだけに、売買を左右する材料となる可能性もあり、注意を払う必要がありそうだという。
トヨタは前引けに続いて東証1部の売買代金1位ながら前場の0.3%高から前日比変わらずに後退したようだ。三菱重工はしっかりと値を伸ばし、コマツも小幅ながら株価を上げている。
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