大発会となる4日の日経平均株価は、これと言って上げるような材料もないのだが、11年12月30日終値比104円76銭高の8560円11銭と大幅続伸だった。終値としては11年12月14日以来3週間ぶりに8500円台を回復した。投資筋の今年の市場模様は曇りのち雨とか。日経7千円台、ドルは70円割れなどと言っている向きもあるが、どうなるか。東証1部の出来高は14億4347万株。売買代金は8534億円。騰落銘柄数は値上がり1457銘柄、値下がり141銘柄、変わらず71銘柄。
 
4日の東京外国為替市場のドル円相場は、終日、材料を欠く相場模様で、1ドル76円台後半での小動きとなったようだ。ユーロは1ユーロ100円近辺での取引が継続した。午後5時現在は76円67~70銭と昨年末比88銭のドル安・円高だった。年末年始の市場休場中、海外でドルが大きく下げたようだが、今年の相場は欧州次第と言うことだろうか。市場の関心も欧米の株式市場が今晩も堅調に推移するかにあるようだ。株価が上がると不安心理がさらに緩和され、ドル安・円高が進行する可能性もあるという。東京株式市場が3週間ぶりに8,500円台を回復して取引を終えたことから介入警戒感は緩み易く、海外で76円台半ばを割り込んでもおかしくはないという見方もあるようだ。
 
 
年末に時価総額の10兆円割れで売られ過ぎ感が強まったトヨタ、3年間で150億円の増産投資を行うと報じられたコマツなどは大きく値を上げているようだ。三菱重工もしっかりと値を上げていていい滑り出しのようだが、この先どうなるか。
 
 
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