27日の日経平均株価は、外国はお休み、材料はないで、投資家も様子見を決め込んで、前日比38円78銭安の8440円56銭と小幅な反落だった。取引意欲の湧かないそうだ模様で、日中値幅は29円73銭と、2月8日以来の小ささとなった。東証1部の出来高は8億717万株。売買代金は4605億円と、03年4月18日以来の低水準となった。騰落銘柄数は値上がり558銘柄、値下がり886銘柄、変わらず202銘柄。
 
27日の東京外国為替市場のドル円相場は、年末を控えて参加者が少なく、1ドル78円前後で意欲の湧かない相場展開が続いたようだ。午後5時現在、77円91~92銭と前日比08銭の小幅なドル安・円高だった。値幅は狭く、実需筋の売りにやや上値が重くなった程度だったようだ。海外市場は休暇で、材料もないため、終日模様眺めのムードが強かったようだ。年末を控えて、輸出筋の小口の売りがみられた程度だったようで、狭いレンジでの値動きにとどまったようだ。
 
 
家庭用電源からの充電が可能なプラグインハイブリッド車(PHV)の市場が来年から本格的に熱を帯びてきそうだ。問題は電池だけで走行できる距離が短い点だが、片道20キロ台程度の通勤や買い物などに使う(冷暖房未使用のケース)だけなら特に問題はないようだ。この分野で先行するのがトヨタで11月29日、新型「プリウスPHV」の受注を開始した。発売は12年1月30日の予定だという。値段は補助金の適用をうければ、1台320万円(Sグレード、消費税込み)が275万円に下がる。また、エコカー補助金が来年度予算でともに承認され、かつ両方とも請求可能と決まった場合には、購入価格はさらに下がることになるという。
 
 
しかし、トヨタは小幅な反落で引けているようだ。政府が武器輸出基準緩和を決めたことを歓迎している防衛産業の雄、三菱重工も小幅な反落、コマツも値を落として引けているようだ。
 
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