9日の日経平均株価は、EU条約改正が合意されたという報道でやや下げ幅を縮めたが、週末の手じまい売りに引き戻されて、前日比128円12銭安の8536円46銭と大幅続落だった。日経平均先物・オプション12月物SQの市場推定値は8478円46銭。東証1部の出来高は25億7042万株(うちSQ分は概算で8億5200万株)。売買代金は1兆7909億円(同7629億円)。騰落銘柄数は値上がり553銘柄、値下がり950銘柄、変わらず160銘柄。
 
9日の東京外国為替市場のドル円相場は、今夜の欧州連合首脳会議を控え、様子見姿勢が強まる中、おおむね1ドル77円台後半で推移したようだ。この辺りで張り付いたように動かない。午後5時現在は77円67~68銭と前日)比10銭のドル高・円安だった。投資家の関心はユーロに集中しており、ドル、円はともに対ユーロで買われるため、結果として方向感が出にくい状況になっているという。しかし、夕方に入るとユーロが売られてドルが値を上げたようだ。ユーロドルで、心理的な節目となっていた1.3300ドル台を明確に割り込んだことが大きいといい、ドル買い圧力がドル円にも波及したようだ。ユーロは市場心理の悪化で、対ドル、対円でともに下落の度合いが強まったようだ。
 
 
トヨタは、2012年3月期の連結営業利益が2,000億円との見通しを発表したようだ。株価は小幅な下落で引けている。三菱重工と宇宙航空研究開発機構は、11日に予定していた政府の情報収集衛星(IGS)レーダー3号機を搭載したH2Aロケット20号機の打ち上げを12日以降に延期したようだ。株価はこれまた小幅な下げで引けている。コマツも2,000円を切って下落したが、ここは中国の経済動向に左右されそうだ。
 
 
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