1日後場の日経平均株価は、米国株式の大反発や中国株高に引っ張られて、前日比162円77銭高の8597円38銭と大幅反発。引けにかけて戻り売りに押され、終値で8600円台は回復できなかったが、25日移動平均線を11月9日以来約3週間ぶりに上回った。それでも11月の米ISM製造業景気指数やスペイン国債入札問題などで見送りムードも強く、上値は重かったようだ。東証1部の出来高は20億19万株と、10月28日以来約1カ月ぶりに20億株を突破した。売買代金は1兆2625億円。騰落銘柄数は値上がり1156銘柄、値下がり427銘柄、変わらず78銘柄。

1日の東京外国為替市場のドル円相場は、目新しい材料がない中、おおむね1ドル77円台半ばで小動きだったようだ。午後5時現在は77円62~62銭と前日比38銭のドル安・円高だった。日米欧6中銀が日本時間の前夜に緊急発表したドル資金の供給拡充策を受け、海外市場でドルは対主要通貨で軒並み下落したようだ。この日の東京市場でも、ドルは下落して取引が始まり、格下げ観測が流れるフランスの国債入札の結果を見たいという思惑から取引は低調だったようだ。市場の方向感を決めるドルの対ユーロ相場が上下ともに動かないだけに、ドル円相場も動きが鈍かったようだ。
 
今日はトヨタ、三菱重工が固く値を上げて伸びている。コマツは大きく絵を上げて2千円台に届いたようだが、中国株の上昇がその理由だろうか。
 
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