防衛省は23日、中国海軍の艦艇計6隻が22~23日にかけて、沖縄県の沖縄本島と宮古島の間の公海上を、東シナ海から太平洋に向けて通過したと発表した。この海域で中国海軍の通過が確認されたのは今年6月以来。

防衛省によると、22日午前11時ごろ、宮古島の北東約100キロの海上を中国海軍の情報収集艦1隻が通過するのを海上自衛隊のP3C哨戒機が確認した。その後、海自の護衛艦が同日午後10時ごろ、同じ海域で中国海軍の補給艦1隻を、23日午前1時ごろにはルージョウ級ミサイル駆逐艦など4隻の航行を確認した。

今年6月には、過去最大規模となる中国海軍の計11隻の艦艇が同じ海域を通過し、太平洋で訓練。これまでにこの海域では中国海軍の艦艇の通過が過去5年にたびたび確認されていた。現場海域は公海上のため、国際法上の問題はないという。

今回航行した艦艇の中にはレーダーなどで他国の情報を収集することができる情報収集艦が確認されている。情報収集艦が確認されるのは珍しいという。
 
 
また通過したか、中国海軍、公海上だから通過に問題はないというが、監視する海上自衛隊と摩擦を起こさないとも限らない。琉球は中国領と言う中国から見れば当然かもしれないが、海洋国家日本にとっては庭先を突っ切られるようなものだろう。海上自衛隊が挑発することはないと思われるが、中国側はこれまでもかなり露骨な挑発行為を繰り返している。不測の事態が起きなければいいが、向こうはそれが狙いなのかもしれない。
 
 
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