17日の日経平均株価は、欧州経済不安が足を引っ張ったが、ユーロがやや値を戻すと株価も戻して、前日比16円47銭高の8479円63銭と3営業日ぶりに小反発だった。それでも心理的フシ目の8500円に接近すると上値は重くなるなど足踏み状態のようだった。東証1部の出来高は15億2093万株。売買代金は9438億円と、4営業日連続の1兆円割れとなった。騰落銘柄数は値上がり969銘柄、値下がり532銘柄、変わらず151銘柄。
17日の東京外国為替市場のドル円相場は、欧州問題に関心を集める中、ドルは77円近辺でこちらも足踏みのようだ。ユーロは午後に入ると買いが入り、株価をやや押し上げたようだ。午後5時現在のドル円は、1ドル76円96~97銭と前日と変わらなかったようだ。ドル円相場は、相場を動かす材料がなく動くに動けない状態に陥っているという。実需の売り買いも閑散状態だったようだ。目先の関心は、日本時間今夜に実施予定のフランスとスペインの国債入札の結果だろうが、国債利回りがさらに上昇するとまた相場が乱れるかもしれない。
今日はトヨタがやや値を上げて引けている。久しぶりの2,500円台だが、何ともレベルが低い株価ではある。三菱重工もしっかりと値を上げているが、コマツだけが値を下げたのは利益確定に食われたのかもしれない。
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