16日の日経平均株価は、「今度はフランスよ、お前もか」と言いたくなるような欧州経済危機不安やユーロ安などで前日比78円77銭安の8463円16銭と続落で引けた。終値で8500円割れは10月5日以来。TOPIXも同6.80ポイント安い724.11ポイントと続落し、10月5日の年初来安値を下回った。心理的フシ目を割り込んだところで売り圧力は弱まり、下げ止まったものの、戻りは鈍かったようだ。東証1部の出来高は13億4573万株。売買代金は8234億円。売買代金の9000億円割れは3営業日連続。騰落銘柄数は値上がり279銘柄、値下がり1235銘柄、変わらず129銘柄。
 
16日の東京外国為替市場のドル円相場は、欧州債務問題への懸念でユーロ安が進行し、1ドル77円前後で小動きが続いたようだ。午後5時現在は76円96銭と前日比01銭のドル安・円高水準で推移しているようだ。政府・日銀の為替介入に対する警戒感もあり、77円割れの水準ではドル売りも低調だが、積極的にドルを買う動きもないようだ。77円を挟んでドル円は上下どちらにも動きにくい状態が続いているようだ。ユーロ安の進行では対円、対ドルで同幅の下げとなり、ドル円への影響は限定的だったようだ。
 
 
今日のトヨタは小幅安、なかなか復活のきっかけはつかめないようだ。三菱重工はやや値を下げた。今日はさすがにコマツも値を下げているが、円高や欧州経済危機、米国経済懸念に自然災害ではなかなか企業も復活のきっかけをつかめないだろう。
 
 
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